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悲しいニュースでした。 本田美奈子さんの歌は、1回だけ生で聴く機会がありました。 東京競馬場の秋の天皇賞かJC終了後のイベントだったと思います。 ちょうど、今から10年前くらいだったと記憶しています。 競馬場の屋外ステージなので、声量がある人でないと、声が拡散してしまいます。 本田美奈子さんの「つばさ」。 つばさを重ねよう あの華奢な身体のどこにそんなパワーがあるのかと思うほど、美しく透明感のある 綺麗な歌声がいつまで続くのかと感じられるくらい伸びやかに響き渡りました。 鳥肌が立ちました。 あの時の歌声、歌うのが楽しくて仕方ないといった感じの活き活きとした表情、 今でもはっきりと記憶しています。 その後、ミュージカル等で大活躍されたのも、「あの日」の記憶があるので、 ごく自然に感じました。 本物は万人の胸を打ちますから。 闘病生活に入られたことも知っていましたが・・・。 悲報に接し、何度も「つばさ」を聴き直しました。 自分にできることは、本田美奈子さんがいかに素晴らしい歌手であったかを 伝えていくことぐらい。 それには、「あの日」の記憶だけで十分。 しかし、これからも、もっと多くの人に本田美奈子さんの歌の素晴らしさを生で 体験していただきたかった。 ご本人の辛さ・無念さに思いをはせると、これ以上言葉がありません。 聴く者の魂を揺さぶる素晴らしい歌声をありがとうございました。安らかに。
by carezza123491115
| 2005-11-07 00:03
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